2020年12月4日金曜日

17世紀オランダにおけるチューリップの球根の価値は戦国時代の茶器や現代におけるランボルギーニやフェラーリと似たようなものだ。


 

1637年のオランダにおいてチューリップの球根1個あたりの値段が熟練した職人の年収の10倍にまで上がった。

記録に残された最初の投機バブルであると言われている。

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チューリップ・バブル Wikipedia

チューリップはオスマンからヨーロッパに伝搬した当初とてもめずらしいものであった。それが交易で莫大な利益を上げていたオランダにおいていつしかステータスシンボルになり贅沢品となった。日本においても戦国時代に茶器1つが1国に値するような価値で取引されることがあった。大名たちは本気で名器といわれる茶器を欲しがった。現代に生きる私達には理解し難い茶器の価値の高騰はチューリップバブルのそれと似ている。現代においてもランボルギーニのアヴェンタドールSVJは5670万円、フェラーリの488は4021万円と破格の値段で取引される。そこまでのお金を払ってでも欲しがるのはそれを所有することがステータスシンボルになるからだ。時代は変わっても人間の本質はチューリップバブルの頃と何も変わってはいない。