2013年12月20日金曜日

ネアンデルタール人のDNAを解析してわかったこと

ロシアのシベリアで出土した5万年前のネアンデルタール人女性の骨から採取したDNAを解析したところ、両親は親戚関係のような近縁とみられることが分かったとドイツなどのチームが19日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。
 チームは「ネアンデルタール人は集団が小さく、近親での関係が一般的だったのかもしれない」と指摘している。
 ドイツのマックスプランク進化人類学研究所などのチームは、2010年に洞窟で見つかった長さ2・6センチの足の指の骨からDNAを採取してゲノム(全遺伝情報)を解読。特徴からネアンデルタール人の女性と特定した。この女性が父と母から受け継いだ遺伝子を調べると、配列の似ている部分が多かった。
 チームは「これほど遺伝的に似ている父と母は血縁が近い」と推定。異父きょうだい、おじとめいなどの関係である可能性が高いとみている。現代人のゲノムの約2%に、ネアンデルタール人の配列が残っていることも判明した。

http://sankei.jp.msn.com/science/news/131219/scn13121908460001-n1.htm

興味深い


2013年12月11日水曜日

麻薬の合法化 ウルグアイ

(CNN) 南米ウルグアイで10日、マリフアナ合法化法案が上院を通過し、ムヒカ大統領の署名で成立する見通しとなった。法律でマリフアナの生産や販売、消費を認める国は世界初となる。
法案は7月に下院を通過し、上院で10日に可決されると拍手と歓声が上がった。
法案は、個人によるマリフアナの栽培と480グラムまでの所持を認めるなどの内容。メンバー15~45人の「マリフアナ・クラブ」を作ることも認める。使用者には登録を義務付け、医療用マリフアナを購入する場合は処方箋の提示が必要。免許を取得した薬局でもマリフアナを販売する。
法案を推進してきた拡大戦線党の上院議員はマリフアナ合法化について、「ドラッグ使用問題に関連した啓発、防止、治療などの面でより良い結果をもたらし、組織犯罪や犯罪行為を助長して治安を脅かす麻薬密売への対策も後押しできる」と強調した。
一方、反対派のコロラド党議員は、「この法案は社会工学における実験を提案するものでありながら、人間に対する実験を行う場合の倫理的予防装置を一切講じていない。マリフアナは人間に危害を加える物質であり、予防措置は極めて重要だ」と訴える。
ムヒカ大統領は昨年、CNNスペイン語放送の取材に対し、「(マリフアナを)合法化すれば、闇市場より安い値段で販売されるようになり、(麻薬密売の)市場は壊滅するだろう」と語っていた。

http://www.cnn.co.jp/world/35041215.html


おもしろい試みだね



地球でもっとも寒い場所

地球で最も低い気温は、南極大陸 東南極高原のドームアーガスからドームふじの間で、摂氏マイナス93.2度に達する。アメリカ国立雪氷データセンターの研究者がアメリカ地球物理学連合総会で発表した。

アメリカ国立雪氷データセンターのTed Scambos博士を中心とする研究チームは、32年間にわたり複数の人工衛星にで観測されたデータを総合した。今年2月に打ち上げられた地球観測衛星LANDSATの最新機、LANDSAT8号や、NASAの「Aqua」衛星搭載のMODISセンサーも利用して地球上でもっとも気温が低い場所を特定した。「東南極高原」と呼ばれる氷床に存在する頂点のうち、ドームアーガス(ドームA)とドームふじ(ドームF)の間の尾根に十数カ所ほど点在するくぼんだ場所で急激な気温の低下が起きることがわかった。2010年8月10日、最も低い気温 摂氏マイナス93.2度を記録したという。2013年7月31日にも、マイナス93度を記録している。

http://response.jp/article/2013/12/10/212713.html

さむすぎだろーw



2013年12月10日火曜日

スモッグは悪いことばかりではない

中国紙・環球時報は9日、「スモッグがミサイルの照準を狂わせる、軍事防衛には有利に」と題した記事を掲載した。

中国の大部分の地域にスモッグが発生し、大きな注目を集めている。スモッグは人体や外出に支障をきたすだけでなく、作戦行動にも影響を及ぼす。偵察効果を大きく損ねるだけでなく、ミサイルの照準を狂わせる役割を果たす。

操縦者が目標を確認してから照準を定め、ロックオンして攻撃するパターンでは、スモッグのせいで目標が見えないため照準が定まらず、ミサイルも発射できない。巡航ミサイル作戦もスモッグの影響を受けやすい。

大空を飛行するパイロットにとってスモッグは大敵だが、戦場では味方を守る軍事行動に有利に働く。スモッグは防御する側にとっては良い作用があるのだ。コソボ紛争ではユーゴスラビアは廃棄タイヤを燃焼するなどの方法でわざわざ人工スモッグを作り出し、NATOからの空爆を逃れている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131210-00000007-xinhua-cn

これまた斬新な防衛策だ


スマートテレビ

総務省と三菱総研、NHK、民放各局などは2014年1月、インターネットと放送を融合したスマートテレビの本格普及に向けた実証実験を開始する。実際の放送を通じて、標準技術仕様の策定により有用なコンテンツなどの開発を行う。3月中旬には報告書をまとめ、放送各社が4月以降のサービス開始を目指す。
 実験では、NHKが開発し、電機や通信など民間企業で構成する「IPTVフォーラム」が規格化を進めてきた通信・放送連携技術「ハイブリッドキャスト」を基盤に、コンテンツやアプリ(実行ソフト)の開発を推進。使いやすいユーザーインタフェースやセキュリティー対策にも取り組む。
 スマートテレビは通常のテレビにパソコンやインターネットの機能を内蔵してコンテンツの融合により新たなサービスが可能なテレビ。自宅で映画やドラマなどが好きな時間に見られるオンデマンド機能などに使えるほか、スマートフォン(高機能携帯電話)やタブレット端末とも連携できる。
 実験はすでにハイブリッドキャスト技術をデータ放送の一部に導入しているNHKに加え、フジテレビなど民放キー局が参加し独自コンテンツやアプリを実際の放送で検証する。IPTVフォーラム会員のソニーなど電機メーカー、NTTグループなど通信事業者も開発に取り組む。

http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20131210-00000501-biz_fsi-nb

すげー!