2013年12月10日火曜日

スモッグは悪いことばかりではない

中国紙・環球時報は9日、「スモッグがミサイルの照準を狂わせる、軍事防衛には有利に」と題した記事を掲載した。

中国の大部分の地域にスモッグが発生し、大きな注目を集めている。スモッグは人体や外出に支障をきたすだけでなく、作戦行動にも影響を及ぼす。偵察効果を大きく損ねるだけでなく、ミサイルの照準を狂わせる役割を果たす。

操縦者が目標を確認してから照準を定め、ロックオンして攻撃するパターンでは、スモッグのせいで目標が見えないため照準が定まらず、ミサイルも発射できない。巡航ミサイル作戦もスモッグの影響を受けやすい。

大空を飛行するパイロットにとってスモッグは大敵だが、戦場では味方を守る軍事行動に有利に働く。スモッグは防御する側にとっては良い作用があるのだ。コソボ紛争ではユーゴスラビアは廃棄タイヤを燃焼するなどの方法でわざわざ人工スモッグを作り出し、NATOからの空爆を逃れている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131210-00000007-xinhua-cn

これまた斬新な防衛策だ


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