ポケモンが売れた理由
コミュニケーション要素「ポケモンの交換」よりも「ポケモン情報の交換」こそが重要だった印象。「そのモンスターどこで捕まえたの?」「このモンスター実は強いぞ!」とか。当時そんな会話できるゲームは他になかった。
初代ポケモンの発売は、96年2月27日。(遊戯王連載開始は96年)「自分がカスタマイズした自分だけのモノを使って対戦する」みたいな遊び多くの人にとって初めてだった。ポケモンは「まったく新しい遊び」がたくさん詰まっていた。
「自分が戦わずにモンスターを出して戦わせる」ってのもポケモンが初めての体験。1人の少年が関東を冒険するという等身大な世界観も相当新しかった。
「敵を捕まえる」が可能なゲームという時点で相当斬新。
重要なのが「通信ケーブル」。テトリスの対戦以外に使い道がほぼない通信ケーブルを「ポケモンの交換」という、「データ通信手段」として使ったのは初めてで、生き物がケーブルを通じて相手に送られていく感覚はワクワクした。「おれのポケモンが今通信ケーブルのこの辺を通ってる!」感がものすごくあった。
参考サイト https://togetter.com/li/999621
複数のメディアでコンテンツの魅力を増幅。ゲーム発売半年後の1996年10月には「ポケモンカードゲーム」が発売。さらに半年後の1997年4月からテレビ東京系でテレビアニメの放送を開始。約1年後の1998年7月にはアニメ映画「劇場版 ポケットモンスター ミュウツーの逆襲」を公開。ゲームの発売からたった約2年半で世界展開。1998年9月には111局で放送し、同時に海外バージョンのソフトも出して、世界展開の礎を築いた。
株式会社ポケモンの石原恒和社長は同社のホームページで「『収集・育成・交換・対戦』といったポケモンの普遍的な仕組みが我々の強み」と語っている。
ポケットモンスター 赤 / 緑 / 青 3137万本 任天堂 ゲームボーイ 1996年
ポケットモンスター 金・銀 2310万本 任天堂 ゲームボーイ・カラー共通 1999年
ポケットモンスター ソード・シールド 2035万本 任天堂・株式会社ポケモン Switch 2019年
ポケットモンスター ダイヤモンド・パール 1767万本 任天堂・ポケモン DS 2006年
Minecraft 2億本 Mojang Studios クロスプラットフォーム 2011年
参考 wikipedia