2020年7月25日土曜日

戦前の1930年におきた美濃ミッション事件がコロナで冷え込む日本の未来に起こる事件を予言しているかのようで怖い





事件の概要

美濃ミッションでは聖書の教えに忠実で偶像崇拝を行わないようにと生徒に教えていたが、教えられたとおりに生徒は偶像崇拝である学校行事の神社参拝を断った。そのことを新聞が取り沙汰したことがきっかけとなった大騒動。同じキリスト教の牧師らも「神社に低頭するのは、キリスト教信仰に何ら差し支えない」として美濃ミッションの存在が迷惑であると非難をする始末。反国家思想というレッテル貼りからの迫害。国家神道で一丸となって祖国を盛り上げていこうという戦前の空気感が一神教というとても衝突を生みやすい思想を純粋に信じた人たちとぶつかった。

「神社にこないような日本人は日本人ではない」といわれ存在を否定される

「なぜ神社に参拝しないのか?」を「なぜ会社の飲み会にこないのか?」に読み替えると日本人にある問題の本質は戦後も何も変わっていない。

孤立を死のように恐れる日本人の性質は村八分で相手を少数派にして堕としめる状況をうみやすい。

2020年コロナで心が冷え荒んでいく状況と1929年世界恐慌で冷え荒んでいく状況がとても似ている。ささいなことでピリつく状況になる。日本人にはこの様な「踏み絵」を強要して迫害し人のあり方に多様性を許さないような社会に住んでほしくはない。

0 件のコメント:

コメントを投稿