2020年8月7日金曜日

誹謗中傷に対する法整備は必要か?



木村花さんへの誹謗中傷問題が話題になっています。誹謗中傷が本当にあったのかは調べていませんが多分あったと思います。なぜなら事実に1つでも違うことを言えば誹謗中傷にあたるし、「バカアホ」の類も言葉も誹謗中傷と言ってしまえます。「バカアホ」と呼ぶための定義は決まっているわけではないからです。テレビで注目を集めれば当然そのことに対する意見は出てきます。しかしテレビだけをみている人がその当人の人格から何から全てを知り尽くした上で意見を言うことは不可能です。沢山の意見があればその中から誹謗中傷が出てくるのは必然と言えます。しかし多様な意見のうち誹謗中傷にあたるものに対し法的制裁をかけるとなると話が変わってきます。何を持って誹謗中傷とするかを厳密に決めなければなりません。「バカアホ」は誹謗中傷にあたるかもしれませんが、しかし「バカアホ」ではないことを厳密に証明することは困難です。「バカアホ」は想像の中にしか存在しない概念だからです。
重要なのはそれを受け取る側のリテラシーであって、意見を言う側に制限をかけるのはお門違いです。言論の自由の侵害にもあたります。そもそもネット利用者は昔からネット上の意見を読んでも本気では信じていません。その意見や書き込みは本当かあらゆる点から吟味します。Amazonのレビューを読んでも「さくら」がいるかもしれない前提で読んでいます。大量の書き込みがあっても自作自演や特定利害関係者の書き込む可能性を常に疑っています。そのうえで自己責任で商品を買います。重要なのは読む側のリテラシーです。書き込む側は自由に多様な意見を言える環境を整えるべきです。そうでなければ社会の変化は急速に硬直化しギスギスした息苦しい世の中になるでしょう。

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